ドランゴラ防衛についての一考察

Part1 はじめに

最近ドラゴ防衛の際、必ず開始と同時になんとなくで崖下に降りて、続かず全滅というケースが発生する。これに対して、何か良い対策はないだろうか。
まず、崖下に降下する際の目的は四つ。

目的1:領地確保のため
目的2:相手クリを奪うため
目的3:相手のオベAT等を折るため
目的4:ゲート破壊(中央突破)の囮

何れの方針を採るのか、それが明確でなければ、崖下に降りても無駄死にになるだろう。
開始と同時に崖下に降りるのならば、その当面の目的は1と2に限定される。
その目的を達成するには、崖上にオベを、崖下にATを建てる必要があり、なおかつ全滅を避け長時間にわたってオベ等を守り続ける必要がある。
その為には、崖下に止まるのではなく必ずE6方面に進軍する必要がある。
相手は相当数の戦力(歩兵と召喚)を投入するため、こちらも同数以上の戦力で応じなければならない。
その際こちらが優位に立てる一点はクリが近くにあるということだけである。それ以外においては全て不利と言っても過言ではないだろう。
つまりは、クリを回復、召喚のために有効活用することが出来なければ帰還不能な崖下に戦力を投入することは自ら死地に突撃するようなものである。
よって、クリを安全に使用するためにも、クリ周辺を戦場にするのではなく、その先E6-F6を前線としなければならない。
いくら領域で勝つことが出来ても、キルで負けては意味はない。
さらに、押し寄せてくる相手を殲滅し、さらに奥まで進軍することは、相当な力量差がないと困難であると思われるので目的3を達成することは事実上不可能である。無理に達成しようとする事は避け、こちらの戦力が一時的にせよ相手を上まったときにのみ狙うべきである。
正直言って、崖下をクリ周辺で維持することは作戦としては愚策という他はないように思う。崖下に降下するならば速やかに前進しなければならない。

Part2 目的3(相手のオベAT等を折る)を目的とする場合

最近は序盤に崖下で全滅し、中盤から目的3を遂行しようとする流れがほとんどである。

この際、戦力(歩兵15・レイス・ナイト5・ジャイ3、これ以上が望ましい)を準備し、相手の隙をついて一斉に崖下に降りることになるわけだが、
崖下に降りるメンバーが、何のために降下するのか意味不明なままであることが多い。 ~ あくまで、中盤以降に崖下に降下することの目的は、オベAT等の破壊であり、目指すべき場所は南東全域である。
その際に重要なことは、スピーディーに動くことである。抑えるべきはF6の坂上、ここを抑えることが出来るかどうかで、作戦の遂行率が大きく変わる。
F6を抑えた場合、余剰の戦力でF6-G8までのオベを全て折ることが可能になる。その後で余裕があればE5-F5方面に攻撃することも可能だろう。
だが、F6を抑えず全体、あるいは一部だけが先行してF8方面に進軍した場合は、そこで戦闘となり、その先のG6方面に進むことが困難になる。
また、E5方面に進軍することは絶対に避けるべきである。なぜなら、その先には何もなく、崖上、F6、キープの三点から包囲され殲滅されるからである。
崖下に降りる際は、崖上には歩兵10前後、ジャイ1、ナイト1〜2程度は残すべきかもしれない。崖上にジャイ・ナイトが居ることで相手へのプレッシャーとなりうるからである。

Part3 目的4(ゲート破壊)を目指す場合

初めから囮として崖下に戦力を投入するのは愚かである。
が、目的1〜3が失敗に終わりそうなとき、即座に中央を攻めることが出来れば、それなりに有効な作戦であると思われる。
そのため、崖上には歩兵のみでなくジャイやナイトも残しておいた方が、プレッシャーになるのみならず、作戦変更の際に効果を発揮することができる。
また、愚かではあるが、あえて崖下に囮を送り、ゲートを破壊してのち、さらに崖下蹂躙という流れもありかもしれない。
その際には戦力(目的3と同数程度)を用意し、その一部だけ(歩兵10〜15、ジャイ1)を崖下に投入、敵を集め、出来うるだけ時間を稼ぐ。
ジャイにナイトが群がればそれらを駆逐しておくことも重要である。
そして、頃合いを見計らって一気に崖上に残しておいた戦力で中央へ進軍し(戦力は歩兵20〜30、レイス、ジャイ2、ナイト3以上)ゲートおよび周辺の建築物を破壊。
破壊し終わったら、速やかに撤退し、目的3のために準備を整える。

まとめ

以上のことから、私見ではあるが、開始と同時になんとなくで崖下に降りることはあまりに意味がなく、無駄であるといえよう。
もし、10人が降下し、その10人で10以上のキルを確実に取り、なおかつ時間を稼いで全滅するというなら話は別だが、実際には無理だろう。
よって、効果的な作戦としては、開始と同時に崖下に降りるのであれば、十分な戦力を投入し、崖下クリ周辺に止まることなくE6(坂の下)まで進軍し、相手のクリ及び領土を奪うことを目的とする。もしくは、序盤は準備に専念し、中盤から終盤にかけて一気に崖下に降り、そのまま南東へ進軍し、破壊の限りを尽くす。このどちらかが、あるいは両方を臨機応変に行うことが一番効果的であると思われる。
その詳細はPart2で先に述べた通りである。

なお、いずれの作戦で行くにしても、事前に作戦提案をしなければ、その意図は伝わらず失敗に終わるだろう。作戦遂行中も、その目的を見失わないように常に声を出し、作戦の内容を伝え続ける必要があると思われる。
また、作戦遂行中に歩兵も召喚も消耗していくことを忘れてはならない。特に召喚は一度途切れると全体の進行が停滞、あるいは後退してしまうため、常に補充し続けなければならない。
もし、召喚が途切れ、後が続かなければ、必ず作戦は失敗に終わるだろう。


意見、反論等を求む。

おまけ(ドランゴラ防衛解説Flash)

コメント

最新の10件を表示しています。 コメントページを参照

  • 崖下に降りる場合は、がけ下クリ方向へ素早いオベ建てが必須かな。クリ周りにAT1棟建てるだけでも大分違う。 -- 2006-06-22 (木) 12:10:02
  • 赤字はそのまま残してもいいかも。大半がキーとなる事だし。あとPart2が意図する目的(オベ破壊)のところも赤字だとぱっと見分かりやすくていいかなあと。 -- 2006-06-23 (金) 00:40:58
  • ↑続きです。あとは、突撃の際、あるいは前段階での軍事チャットが非常に大切という事と、Part1とPart2は最終的に召還戦が鍵を握る事を追記して頂けるとあり難いです。 -- 2006-06-23 (金) 00:42:55
  • 更新してみたけど、どうかな? -- P? 2006-06-23 (金) 22:37:29
  • 追記ありがとうございます。あと、Part1とPart2それぞれの最初の一行は不要かも。実際、攻撃側の立場で序盤の敵崖下突撃を最後まで防げず、そのままずるずると負けるケースも多々あります。有効な戦術が二つある(目的4はあくまでOption)ということの説明にした方がいいかな。 -- 2006-06-24 (土) 00:14:56
  • ↑目的4遂行時のゲート破壊は、中央押し上げの際のひとつのOptionと言う意味ね。 -- 2006-06-24 (土) 00:22:56
  • 最初の一行はこの文を書く最大の動機だったので、まだ外せないのです。これらの作戦がデフォルトの行動規範になってきたら、外すべきですね。はい。 -- Pな人? 2006-06-24 (土) 14:18:02
  • 攻撃にせよ防御にせよ崖下からレイン打つのが少ない ひどいときには1人も打つ人いない -- 2006-09-16 (土) 00:14:02
  • 中央の細い道の取り合いで崖下からのレインは実は一番重要エルは常時3人以上いるがネツはほとんどの場合1人か0ネツが中央の押し合いでまったく勝てなくなったのはこのセイ -- 2006-09-16 (土) 00:17:59
  • なおエルは崖下からのレインが一番怖いのに気づいていて攻めるときであれ守るときであれできるだけ敵の崖下からのレインに当たらない位置で戦うなぜかネツはそれに付き合って敵の崖下レインが当たる位置で戦う -- 2006-09-16 (土) 00:44:10
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Last-modified: 2006-12-07 (木) 17:09:18 (6349d)