*癒され処別館 [#ic11c3cd]
こちらでは、ネツァワル王国兵士たちの戦争への活力/モチベーションとなるような熱いSSなどを取り扱います。~
-「癒され」以外のSSやネタなどは[[王立図書館>ネツァワル王国/王立図書館]]へどうぞ♪~
-感想などは下記コメント欄か[[こちら>その他/交流コーナー/掲示板#k858bc7c]]へどうぞ!
#contents
**ネツァワル式バーボンハウス 外伝 [#mae36810]
***プロローグ [#hef9f349]
 友よ、私は君に問いかけた。
  「この長く深いトンネルの先に、君は一体何が見えるのか」と。
 友よ、君は少し考え、静かに口を開いた。
  「闇が見える」と。

***第1章 [#za9b3232]
 オリ「糞っ!今のネツは本当にgdgdだ!」
 スカ「全くだ。この店の客を見てみろよ!ホントネツの雰囲気は最悪だぜ!」
 店主「・・・
    ご注文は何かな?」
 オリ「こんな安月給じゃいい酒は飲めねーからな・・・とりあえず牛乳をくれ」
 スカ「俺はアルコールがダメでな。俺は豆乳を頼む」
 
 店主「ところで・・・
    ここは戦いに疲れた者達が集う酒場だから別に色々愚痴るのは構わない。 
    ここで吐き出してまたがおーできるようになるなら安いもんだ。 」
 オリ「・・・」
 スカ「ふん!気休めありがとうよ! さあ兄貴一杯やろうぜ!」
 オリ「ああ・・・」
 スカ「ところで兄貴。昔のネツが強かったってのは本当かい?」
 オリ「ああ、そりゃもう強かったさ!防衛戦に出れば連戦連勝!
    皆命知らずのどーしよーもねえ馬鹿ばっかりでさ、
    オリのみならず仲間の皿やスカまで敵めがけて突撃したものさ!
    お前信じられるか!?」
 スカ「いやあ、俺には信じられないねえ。本当にそうだったのかい?」
 オリ「オイ!お前俺の言う事を信じられねえって言うのか!?」
 スカ「ま、まてよ・・・兄貴!落ち着けって!」
 オリ「まあいいさ・・・今となっては遠い昔の物語だ。
    誰も信じなくていいさ・・・」
 スカ「兄貴・・・」
 
 店主「ふむ。つまり君は昔の黄昏に浸りながらこの先の人生を歩む訳だ。
    今を生きずして過去に生きる・・・なんとも切ない人生だねえ」
 オリ「・・・」
 スカ「おい!お前!兄貴に向かって何て口の聞き方だ!」
 オリ「オイ・・・よせ・・・」
 スカ「兄貴!何で一言言ってやらないんだよ!・・・見損なったぜ・・・」
 オリ「・・・」
 
 店主「君はネツ人ではないな?どこから来たのだね?」
 スカ「俺か?・・・俺はお前さんの言うとおり他国から移住してきたのさ!
    まあ、そりゃ・・・それなりの夢と希望ってものを抱いてネツに来たけどさ・・・
    今のこの国のあり様じゃそんなもの直ぐにどこかに消えちまったさ!」
 店主「なるほど。君は夢と希望を持たずして、これからの人生を歩む訳か。
    夢と希望のない人生に幸せなんてあるのかね?」
 スカ「なんだと!?この野郎!!!」
   (スカ、店主に殴りかかる)
 オリ「やめろ!!!」
   (ぼこっ! オリ、スカをぶん殴る)
 スカ「痛てぇ!!!何でだよ!!!兄貴!!!」
 オリ「うるせぇ!とにかくヤメロ!この人はな・・・この人は・・・」
 スカ「何でだよ・・・兄貴・・・」
 
 店主「私は昔の君を知っている。君がどんな人間であるのかも。
    昔の君なら今君が置かれた状況に絶対満足しないはずだ。
    君は今何をすべきか分かっているはずだ。何故行動に移さない?
    昔の君なら・・・」
 オリ「うるさい!・・・それ以上言うな!・・・分かってる・・・
    そんな事言われなくても分かってるんだよ!」
 スカ「兄貴・・・一体どうなっちまったんだ!?」
 
 オリ「マスター・・・済まねぇ・・・今日は持ちあわせが少なくてな・・・
    牛乳代すら払えねぇ・・・ツケで頼む・・・」
 店主「ああ。分かったよ」
 オリ「オイ、兄弟!いくぜ!」
 スカ「ま、まってくれよ!まだ俺は豆乳を全部飲んでないんだぜ!?」
 オリ「黙って付いて来い!!」
 スカ「ひぃ!」
 オリ「マスター・・・おかげで目が覚めたぜ。
    俺・・・頭が悪いから何をやればいいかさっぱりわからねぇけどさ・・・
    とりあえず戦場で声を出してくるわ」
 店主「そうか」
 オリ「さあ、行くぜ!兄弟!」
 スカ「まってくれよー! 兄貴ー!」
 
 店主「ああ、一つ言い忘れた。今日の酒(牛乳)はおごりだ。
    また来る時は、もっとまともな注文をしてくれよ」
 オリ「ああ・・・恩に着るぜ」
 
 オリ「オイ!そこの軟弱野郎!お前のひん曲がった根性を戦場で叩き直してやる!」
 スカ「そ・・・そんな・・・兄貴ーーーー!(涙)」
 
 ----- 店主の日記「旧友来る」より -----
***第2章 [#p8960380]
 店主「お、懐かしい顔だな。今日は素敵な彼女も一緒のようだが?」
 皿子「えーっ やっぱりわかります??彼女に見えます??(はあと)」
 スカ「お、オイ!やめろって。そんなにくっ付くな」
 皿子「もぅなんで恥ずかしがるのよ!」
 スカ「いや・・・別に」
 
 店主「ところで彼はどうした?今日は流石に一緒じゃないのかな」
 スカ「ああ、今日はちょっとね・・・」
 皿子「あーっ!彼ってあの口うるさいおっさんの事!?」
 スカ「口うるさいは余計だ」
 店主「ははは。まあ、確かに彼は堅物だからな」
 皿子「あのおっさん、いなくなって本当に清々したわ!
    だって、やれ僻地に来いだの、やれクリばかり掘ってないで召喚になれだの、
    とにかく戦場で五月蝿くってかなわなかったわ。
    おかげで彼とのクリをほりほりデートを何度も邪魔されたし!」
 スカ「・・・」
 皿子「あのおっさんが目の前から消えてくれたおかげで毎日がとても し あ わ せ ! 」
 スカ「おい・・・」
 店主「消えたって?それは一体・・・」
 皿子「ええ、ドランゴラ防衛戦のとき仲間のオリと崖下に突撃してヘルに焼かれて死んじゃったのよ。
    あんなところに突撃したら皆ヘルで焼かれて死んじゃうのに。ばっかみたい!」
 スカ「・・・」
 皿子「あーぁ 思い切り喋ったらすっきりした!
    貴方、少し席をはずすわね。」
 スカ「ああ」
   (皿子、厠へ)
 
 店主「そうか・・・彼は死んだのか・・・彼の人生は破天荒そのものだった。
    遅かれ早かれこうなる運命だったかもしれぬ・・・」
 スカ「ああ、そうだな・・・」
 店主「しかし君は生き残ったというのか。中々大したものだな」
 スカ「腕には多少なりとも自信があるからな・・・」
 
 店主「そういえば、最近彼から預かった物がある。
    ドランゴラの戦が終わった後、私から君に渡してくれと頼まれてね。
    受け取ってくれるかい?」
 スカ「あ・・・兄貴が俺に?」
 店主「これだ」
 
 
    ○○○   
   ○ ・ω・ ∩ ガォー!
    ○○○彡    ガォー!! 
   .c(,_u⊂彡 
 
 スカ「こ・・・これは! その昔、ネツァワル精鋭騎士団の部隊長にのみ着衣が許されていたマントじゃないか!
    お、俺はこれに憧れてネツに移住してきたんだ!
    俺も何時の日か、このマントを身にまといし戦場での活躍を夢見て・・・
    まてよ・・・このマントは確か今ネツに二つしかないと聞く。
    なんで兄貴がこんなものを持っていたんだ? ま・・・まさか・・・」
 店主「受け取ってくれるかな?」
 スカ「い・・・いや・・・今の俺にはこれを受け取る資格はねぇ・・・」
 店主「何故だ?故人の意志を受け継ぐ事が故人への最大の礼儀ってものじゃないかな?」
 スカ「お、俺は・・・俺は・・・」
 店主「どうした?」
 スカ「お、俺は・・・
    兄貴を・・・
    見殺しにしたんだ・・・」
 店主「ドランゴラで何があったのだ・・・良ければ話してもらえないかな?」
 スカ「それは・・・」
 
 スカ「俺は・・・
    戦争が始まると共に、兄貴と一緒に東の崖めがけて一目散に走った。
    兄貴は崖下を抑えれば必ず戦争に勝てるって・・・そう仲間に言い聞かせて・・・
    仲間のオリと共に「がおー」の雄叫びの元、崖下に飛び込んだ。」
 店主「君も一緒に飛び込んだのかな?」
 スカ「いや・・・俺は・・・飛び込まなかった・・・
    違う・・・飛び込めなかったんだ!
    飛び込みたくても・・・崖下を覗いたら・・・足が・・・足がすくんで・・・
    弓スカの俺が一緒に飛び込まなきゃ、オリの兄貴は敵の火皿に焼かれてしまうのは
    百も承知だったのに・・・
    俺は・・・俺は・・・恐怖に怯えて飛び込めなかったんだ!!」
 店主「・・・」
 スカ「崖下からは、仲間のオリ達の悲痛な叫び声が聞こえてきた・・・
    今でも、あのときの仲間の叫び声が脳裏に残ってはなれねぇ・・・
    兄貴の叫び声も・・・」
    (スカ、泣き崩れる)
 店主「そうか・・・よくぞ話してくれた。
    彼は幼き頃より身寄りがなく。私の家族の元で共に過ごした。
    彼とはその時からの親友だった。そして今でも、そうさ・・・今でも・・・。
    君が勇気をもって真実を語ってくれたおかげで友人である彼の最後を知ることがきた。
    彼の友人として礼を言おう。ありがとう。」
 スカ「俺は・・・」
 
 皿子「おまたせー! またせてごめんね。さあ乾杯しましょう!
    あれ?どうしたの?泣いてるの??」
 店主「今は、彼を一人にしておあげなさい。」
 皿子「えっ?」
 
 
 男A「大変だ!エルソードがドランゴラに攻めてきた!」
 客B「なんだって? 今どんな状況なんだ!」
 客C「何!?ネツが5人、エルソードが15人だって!?」
 客D「こりゃ駄目だ・・・諦めよう。援軍に駆けつけたところで無駄死にするだけだ」
 客E「ああ、そうだな。悔しいが仕方がない・・・」
 
 
 皿子「はぁあ。いやな話を聞いたわ。せっかくのデートが台無しじゃないの」
 スカ「おい、出かけるぞ」
 皿子「え?出かけるってどこに? 今お店に入ったばかりじゃないの!」
 スカ「うるせぇッ!黙ってついてこい!」
 皿子「ま、まってよ!どこに行こうっていうのよ!?」
 スカ「ドランゴラに決まってるだろ!」
 皿子「馬鹿言わないでよ!なんで負け戦なんかにいかないといけないのよ!」
 客D「弓スカさん、そのお嬢さんの言う通り。行くだけ無駄だ。やめておけ」
 客E「だよな。無駄に命を削るだけだというのに」
 皿子「ほーらね。まったくなんで負けが見えてるドランゴラなんかにいかないといけないのよ」
 スカ「俺は・・・俺は・・・ネツ人なんだよ!
    生まれも育ちもネツじゃねーけど・・・もう俺の魂はネツ色に染まっているんだよ!
    俺は二度と・・もう二度と仲間を見捨てたりはしねぇ!!!!」
 客D「お、おい・・・お前・・・」
 
 スカ「もういいッ!ついてこないなら俺一人で行く!!」
 
 皿子「ま、まってよーーーー!」
 スカ「おい、お前俺についてくるって言うのか? 散々嫌がってた癖に・・・」
 皿子「もう!ほっとける訳ないでしょ!まったく子供みたいに世話が焼けるんだからっ!
    さあドランゴラで堀り堀りデートを楽しみましょっ!(はあと)」
 スカ「オイ!この軟弱野郎!お前のひん曲がった根性を戦場で叩き直してやる!」
 皿子「な!なんですって!か弱いレディーに向かって”野郎”って何なのよ!」
 スカ「うるせぇッ!今日からお前は俺の子分だ!黙ってついてこい!」
   (スカ、皿子を片に抱きかかえて店を出る)
 皿子「そ・・・そんな・・・いやーーーん(涙)」
 
 客D「いまどき珍しい若者だな。命知らずもいいところだ」
 客E「まあな。でもよ。俺たちだって若い頃はそりゃ・・・」
 客B「はっ!お前さん達の腕と斧は錆付いて、もう使い物にならんじゃろ!
    わしはまだまだ現役じゃ!」
 客D「・・・」
 客E「・・・」
 客D「昔は良かったよな・・・」
 客C「ははは。何黄昏に浸っているんだい?俺様の腕と斧はまだ錆付いちゃいないぜ!」
 客D「ふん!ふざけるな!俺だってまだまだ現役だ!」
 客E「なあ・・・あの頃に戻ってひと暴れしてみないか?
    俺たちゃ老け込むにはまだ早すぎるよな?」
 客B「ああ・・・いっちょひと暴れしてくるか?(にやり)」
 客C,D,E「ドランゴラでな!」
 
 客B「マスター、今日は全員ツケで頼むぜ。金を払う時間すらもったいないからなっ
    野郎共!いざ出陣だぜ!!!!!!!!!!!!!」
 客全員「おおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
 
 店主「やれやれ」
 老人「なんとも頼もしい青年じゃのう。将来が楽しみじゃ」
 店主「おや、いつのまに・・・しかしあの青年は・・・
    そう・・・なんというか若かりし日の亡き友に似ている。そんな気がしませんか?」
 老人「そうかのう。わしにはお前さんの若かりし姿と被って見えるのじゃがのう」
 店主「えっ」
 老人「はっはっはっ(水戸黄門調)」
 
 ----- 店主の日記「英雄死すとも魂は死せず」より -----
***第3章 [#u5d7a3a2]
 皿子「はあぁ・・・」
 店主「何かあったのかな?」
 皿子「最近、彼と全然会えないのよね・・・私嫌われてるのかな・・・」
 店主「ははは。それは考えすぎじゃないかな?
    彼は出世して何かと忙しいのだろう。
    つい先日も、国王へ謁見するために上京すると話していたしね」
 皿子「なっ!なんですって!
    私そんなの一言も聞いてないわっ!
    何でマスターにだけこっそりと・・・」
 店主「何でも今回の仕事は隠密行動が必要との事だが。
    上官から周囲には目的を漏らさないようにと言われているそうだ」
 皿子「そんなぁ・・・でも私には話してくれたっていいと思わない?
    ねぇ そうでしょ?マスター!」
 店主「落ち着きなさい。今日は私が一杯おごるから」
 皿子「一人でお酒を飲んだって・・・楽しくないよ・・・」
 店主「ははは。私では彼の役は務まらないか
    まあ、ゆっくりして行きなさい」
 皿子「はーぃ。ふぅ」
 
 (スカ、店に現れる)
 
 店主「お!彼が戻ってきたぞ!」
 (皿子、そっぽを向く)
 スカ「おいおい、機嫌が悪そうだな。久しぶりに会えたっていうのに。
    やぁ。マスター。久しぶりだな」
 店主「ああ、お帰り」
 スカ「何かあったのか?」
 皿子「何でもありませんよーっだ!ね?マスター」
 店主「あ、ああ、そうだな(苦笑)」
 スカ「ちぇっ!俺だけ仲間はずれかよ! まあいいや。とりあえず牛乳をくれないか
    いつもの銘柄のやつをな」
 店主「ははは。牛乳ならちゃんと仕入れてあるさ。しかし、この注文を聞く度に昔を思い出す・・・」
 スカ「ああ、いい思い出ばかりだ・・・」
 皿子「ちょっと!どんな思い出なのよ!? まさか昔の女の思い出じゃないでしょうねっ!?(怒)」
 スカ「さぁ。どうだったかなあ・・・なっ? マスター?(笑)」
 店主「私に振られても困るが(苦笑)」
 皿子「もぅ!二人とも大嫌い!」
 
 店主「ところで、お二人のなり染めをまだ聞いてなかったのだが。
    どこでこんな素敵なお嬢様を見つけてきたんだ?
    ネツ広しといえど、そう簡単には見つかるまい(笑)」
 皿子「えーーーーーっ! やっぱりそう思いますぅ????」
 スカ「(オイオイ)」
 皿子「今何か言った!?(殺)」
 スカ「さあな。そういえば、お前と出会ったのは・・・確かデスパイアだったかな」
 皿子「初めて出会った場所を忘れたって言うの?もう最低!
    デスパイアじゃないわ! ゴブリンフォークよ!(怒)」
 スカ「似たようなものじゃないか」
 皿子「全然違うわよ!」
 スカ「マスターも一言いってやってくれよ」
 店主「ああ、君が全て悪いな(笑)」
 スカ「・・・」
 皿子「ほーらみなさい!」
 
 皿子「私たちはゴブリンフォークの戦争中に出会ったの」
 スカ「まあ、そういう事だ」
 皿子「もう!話はまだまだ続くのよ!」
 店主「是非続きを聞いてみたいね(笑)」
 スカ「勝手にしてくれ!」
 
 皿子「そう・・・あれは、稲妻に打たれたような衝撃的な出会いだったわ!」
 スカ「(んー、確か仲間のジャッジが皿子に命中していたような・・・)」
 皿子「私は感じたの・・・感じたのよ! 彼の熱い視線を!」
 スカ「(んー、あの時はハイドだったしなあ・・・)」
 皿子「そして・・・そして、彼の愛の矢が私のハートを射抜いたのよっ!」
 スカ「(んー、確かイーグルストライクが命中していたような・・・)」
 皿子「私は、あまりの衝撃に足元がふらついて・・・」
 スカ「(んー、スパイダーも命中したしな・・・)」
 皿子「そして・・・そして、私のハートは激しく燃え上がったのよっ!」
 スカ「(んー、ブレイズも命中したしな・・・)」
 皿子「私だけじゃないわっ!彼も!彼も!激しく燃え上がったの!」
 スカ「(俺めがけてヘルをぶっ放してきたしな・・・)」
 皿子「えーーーぃ!横でごちゃごちゃとうるさーーーーい!!!!」
 スカ「お、俺は事実をいったま、ん、が、ごご・・・」
     (スカ、皿子にあいた口をふさがれる)
 店主「ははは。なかなか素敵な出会いじゃないか(笑)」
 
 店主「だが・・・その話は少し矛盾しているじゃないか
    つまり、彼女は敵国の人間だったということかね?」
 皿子「そうよ。私がネツの怖い人たちに捕まったとき、彼が捕虜の私を助けてくれたの
    ねっ。あ な た(はあと)」
 スカ「ああ、そんな事もあったなあ」
 皿子「もぅっ! ちゃんと覚えてなきゃだめじゃないの!
    運命の出会いの瞬間は、レディーにとって一生の・・・」
 
 (男が息を切らせて店に入ってくる)
 
 店主「騒々しいな。何かあったのか?」
 伝令「隊長殿!隊長殿はおらぬか!?」
 スカ「どうした!?何かあったのか!?」
 伝令「ご・・・ゴブリンフォークに進行した部隊が消息を絶ちました!」
 スカ「いったい何故!、ゴブリンフォークに隣接していた国は確か・・・はっ!
    彼らの出身地はまさか!」
 伝令「そのまさかのようで・・・」
 皿子「ねぇねぇ どうしたの??」
 スカ「いや、何でもない・・・」
 伝令「今すぐにでも追撃部隊の出陣を許可してください!
    ネツァワルを裏切りし者を見逃すわけにはいきませぬ!
    このままでは敵国に逃げ延びてしまいます!」
 スカ「ならぬ・・・追撃部隊の出陣は許可せぬ」
 伝令「何故ですかッ!?(拳をカウンターに叩き付ける)・・・隊長殿は悔しくないのですか!?」
 スカ「・・・これは命令だ。彼らを追うな」
 伝令「分かりました・・・隊長殿がそのように申すのであれば、我々は従いましょう・・・」
 
 (伝令、店を出る)
 
 皿子「ねぇ、いったいどうしたって言うの?」
 スカ「何でもない。ちょっとしたトラブルだ」
 客A「なあ、そこの兵隊さん。今の話は本当か?
    またネツから他国に逃げ込んだ奴がいるってのかい!?」
 スカ「・・・」
 客B「おいおい、たのむぜ・・・ここ数ヶ月でいったい何人ネツから人が消えているってんだい」
 客C「この町も人が減ったよな。俺の店も客足がさっぱりでさ。売り上げもからっきしだ」
 客D「お前もか?俺の店もさっぱりだ」
 客E「そういえば、戦争も負け続けって噂が流れてるけど、そこんとこどうなんだい?兵隊さん?」
 スカ「ああ・・・事実だ」
 客C「やっぱりそうかよ!はっ!なのにお前さんは、こんな寂れたバーで昼間っから酒びたりってか!?(怒)」
 客D「ネツも落ちぶれたもんだ。こんな奴が栄光のネツァワルの兵士なんだぜ!?しかも隊長殿ときたもんだ!(笑)」
 皿子「何よ!彼が飲んでるのは酒じゃないわ、牛乳よ!
    勤務中の昼休みにちょっとお店に寄っただけじゃない!
    それなのに何よ皆して・・・」
 スカ「やめろ・・・」
 客B「ははは!牛乳だって!?はっ笑わせるなよ!お子様じゃねーんだからよ
    おうちに帰ってままのおっぱいでもしゃぶってた方がいいんじゃねーか?(大笑)」
 客C「まったくだ!上手いこというねえ、お前さん!(爆笑)」
 皿子「みんな、酷い・・・」
 スカ「いいんだ、好きなだけ言わせておけ」
 店主「少し席を外してもらってもいいかな?ほんの数分でいい」
 皿子「え?私?・・・うん・・・いいいけど・・・」
 
 (皿子、席をはずす)
 
 店主「もう一杯飲むかね?」
 スカ「ああ、頼む・・・」
 スカ「なあ、マスター・・・俺は軍人に向いていないのかな?」
 店主「なんだ、いきなりどうした?」
 スカ「俺は、俺なりに頑張って、隊長まで上り詰めた。
    上り詰めたといっても、部下は8人しかいないけどな・・・」
 店主「それで?」
 スカ「先月、部下の一人がシュアの戦いの最中に敵国に亡命した・・・」
 店主「そうか・・・」
 スカ「半月前は、さらに部下の一人がホークウィンドの戦いの最中に逃亡した」
 店主「・・・」
 スカ「そして、今度はゴブリンフォークだ。
    ゴブリンフォークには俺の部下が一人いた。その一人が・・・」
 店主「敵国に逃亡したって訳か」
 スカ「ああ・・・。なあ、マスター。俺が兄貴だったらみんな俺に付いて来てくれたよな?
    俺が兄貴だったら、みんなネツから逃げ出したりしなかったよな!?」
 店主「ははは・・・彼か? 彼は鬼隊長として敵国ならずともネツの兵士たちにも恐れられていたさ。
    だが、その一方でネツの皆に愛されていたのも事実だ。ネツの兵士たちは皆彼に従ったものだ」
 スカ「そうか・・・」
 店主「ああ」
 スカ「俺は、兄貴が俺にしてくれたように、俺は部下に接してきた
    だが、結果はこのありさまだ・・・俺には人を束ねる器はねぇ」
 店主「・・・今のネツァワルは長く深いトンネルの底をさ迷っているようなものだ。
    国を愛するものはもがき苦しみ、この状況を打破しようと懸命に生きている。
    だが国は徐々にやせ細り、国王の求心力の低下さえ噂されるありさま。
    ネツを離れるものがいても不思議ではあるまい。あまり自分を責めるな」
 スカ「・・・なあ、マスター、俺はどうすればいいのかな?
    軍に志願する者が今では昔の半分もいないと聞く。入隊したところですぐに去ってしまう」
 店主「君はどこ出身だったかな?」
 スカ「俺は・・・ホルだ」
 店主「彼女は?」
 スカ「彼女は・・・カセドリアだ」
 店主「人にはそれぞれ異なる人生がある。国の行き来も昔と比べて自由だ。
    君はホルを去るとき、後ろめたさを感じたのかね?」
 スカ「いや・・・それはなかった。俺の夢と希望はネツにあったから・・・」
 店主「ならいいじゃないか。
    ネツは昔から来る者は拒まず。去るものは引き止めず。昔からそうだ」
 
 店主「ところで、さっき君に暴言を吐いた客の半分は他国出身者だ」
 スカ「えっ?」
 店主「国が落ちぶれれば愚痴のひとつも溢したくなるものさ。その矛先が今はたまたま君だった訳だ。
    だがネツが落ちぶれても、他国に移らずにずっとこの国に留まってくれている。
    私はそんな彼らを誇りに思う。そしてそんな彼らを引き留めるさせるこの国を誇りに思う」
 スカ「・・・」
 店主「今の君は、まるで亡き友人の亡霊に取り付かれているようだ」
 スカ「そんな事は・・・」
 店主「彼には彼の人生があった。君には君の人生がある。
    彼は彼のやり方でこの国に尽くした。君は君のやり方でこの国に尽くせばよいではないか」
 スカ「・・・」
 
 (皿子、席に戻る)
 
 皿子「もういい?」
 店主「ああ、いいとも(笑)」
 スカ「そういえば、お前、いつもこの店に一人出来て愚痴を吐きまくってるそうじゃないか
    マスターから聞いたぜ?」
 皿子「えーそうよ。だって愚痴でも吐かなきゃこんな国やってられないわよ!
    皆国王のまねをして”がおー”だなんて、子供じゃないんだから。ばっかみたい」
 スカ「おい!国王の悪口をいうんじゃねぇ!」
 皿子「いいじゃない・・・少しぐらい愚痴ったって。
    ほんとこの国は最悪よ。みんな戦争のことばかりしか喋らないし。
    戦争に負けるとみんな飲み屋で愚痴大会。戦争以外のことを話してくれるのはマスターだけよ。
 
    でもねみんな愚痴を吐き出したあとは、全員で「がおー」って叫んでお店を出ていくの・・・
    そしてまた戦場に向かうのよね・・・
 
    なんかいいよね。そういうのって。私は女だからそういうのよくわからないけど。
    なんかいいのよね・・・貴方も戦場で”がおー”って叫んでるのかなって思うと・・・」
 スカ「俺はがおーなんて叫んだりはしねぇよ」
 皿子「今がおーって言ったじゃない(笑)」
 スカ「戦場での話しだ!」
 皿子「もう・・・結構好きなんだけどな・・・貴方のがおーって・・・」
 スカ「ふんっ」
 皿子「拗ねちゃって・・・子供なんだから!」
 
 伝令「大変だー! ゴブリンフォークにカセドリアが攻めてきた!」
 
 客A「なんてこった。今どこの戦場も人がたりないんだ」
 客B「どうする?」
 客C「どうするって、おめーよ・・・」
 
 店主「君は行くのかね?」
 スカ「俺か?・・・俺は一人でも行くぜ。仲間は見捨てないからな」
 皿子「私も行く!」
 スカ「お前はついてくるな!相手はカセドリア・・・お前の生まれ故郷だ」
 皿子「そうね・・・でももう関係ないわ。私は貴方と、そうネツと共に生きてゆくことに決めたの」
 スカ「お前・・・本当にいいのか?」
 皿子「ええ!もちろん!」
 スカ「ありがとう・・・」
 皿子「何目に涙を浮かべてるのよ!しっかりしなさい!これから戦争なのよ!」
 
 (ゴブリンフォーク着)
 
 スカ「敵が多そうだな・・・」
 皿子「うん・・・ちょっと偵察にいってくるね」
 スカ「ああ、気をつけろよ」
 
 (皿子去り、男近づく)
 
 男A「よお!お前さん、さっき飲み屋にいた隊長さんかい?」
 スカ「ああ、そうだが?」
 男A「やっと見つけたぜ。マスターからこれを預かってな。
    まさか、お前さんがあのマスターが見込んだ男とは思わなかったぜ。
    さっきは暴言を吐いて悪かったな(苦笑)」
 スカ「これは・・・兄貴のマント・・・」
 男A「兄貴・・・?何を言ってるんだ?これはその昔、マスターが軍人の時に身に纏っていたマントだぜ?
    ほら、ここにマスターの名前が刻んであるだろ?ほら身にまとってみろよ!」
 スカ「え・・・」
 男A「おっ!似合うじゃねぇか!
    懐かしいねえ・・・マスターはネツ全国民にとって英雄そのものだったんだぜ。
    俺もあこがれていたんだよな・・・まあ、俺にとっては今でも英雄だけどな」
 スカ「このマント、もう一着あると聞くが・・・?」
 男A「・・・ああ・・確かに他国から移住してきた若者が一時身に着けていたが・・・
    マスター同様かつて存在したネツァワル精鋭騎士団の部隊長まで上り詰めた男だ。
    確かホル出身だったかな。この男には国王も絶対の信頼を置いていたさ。
 
    だが・・・当時のネツには他国出身者という事だけでこの男を毛嫌う輩も多くてな。
    彼がネツァワル精鋭騎士団の部隊長に就任した時から、有り得もしない噂が色々と立ったものよ・・・
    結局・・・その若者はネツァワル精鋭騎士団の名を汚さぬ為に自らマントを国王に返納し、その座を退いた。
    いや、それどころか・・・一介の兵士にまで戻ったそうだ
    国王直々に引き止めたらしいが彼の意思は固かった・・・惜しい事をしたものだ・・・
 
    今となってはこの事実を知るものは殆どおらぬ
    栄光あるネツァワル精鋭騎士団の名を汚してはならぬという大儀名文の元に、
    その若者の名前はネツァワル王国の歴史から永遠に消え去ったからな」
 スカ「・・・そうだったのか・・・
    だが・・あんたは何故そんな事を知っているんだ?」
 男A「まぁ、いいじゃねーか、お前さんより長生きしている分物知りなんだよ!」
 
 (遠くから酔っ払いのおやじ連中が近づいてくる))
 
 男B「ふう、まだ酒が残ってやがる。最悪だぜ・・・うげぇぇ」
 男C「おい!!お前!!俺に向かってゲロを吐くんじゃねぇ!」
 男D「へへへ、俺なんざ家から家宝のランスをもってきたぜ。俺が馬にまたがりランスを振りまわしゃ百人力よ!」
 男E「家宝のランスだって!?おめぇ!そのランス、嫁さんが物干し竿代わりに使っていたやつじゃねぇか!」
 男D「うるせぇ!お前だって、この前落馬して腰を痛めてるんだろ!?まったく足腰が弱っちまいやがって!」
 男E「なんだと!俺は落馬したところで俺に適う奴は誰もいないぜ!」
 
 男A「おお、やっときたか。
    さあ、今日はネツァワル騎士団復活の記念すべき日だ! 盛大に暴れてやろうぜ!」
 スカ「騎士団って・・・いったいどこに?・・・」
 男A「お前さんは盲目か? お前さんの目の前にちゃんと整列してるだろ!!」
 スカ「え・・・」
 
 (男全員、にやり)
 
 スカ「お前達・・・」
 男A「おい、勘違いするなよ。俺達はまだ誰一人としてお前をみとめちゃいないぜ」
 スカ「わかってるさ。だが、今日から俺がお前達の隊長だ
    俺は、俺はマスターとは違う・・・俺は俺のやり方で戦うぜ」
 男全員「ああ、かまわんさ! 地獄の底までついていってやるぜ!」
 スカ「あと・・・ひとつ言わせてくれ・・・」
 男A「ん?何だ?」
 スカ「俺達はネツァワル騎士団じゃねぇ・・・ネツァワル"精鋭"騎士団だ!」
 男全員「ははははは!あたぼうよ!!!」
 
 
 (皿子、偵察から戻る)
 
 
 皿子「ただいまー。霧が濃くて敵の姿が殆ど見えなかったわ」
 男A「お嬢さん、偵察ご苦労さん。さあ、出陣するぜ」
 皿子「何?この酒臭いおっさんたち??」
 スカ・男全員「ははは!」
 
 (そして前線へ向かう途中・・・)
 
 皿子「あー、いつのまに王国マントなんてもらったの?」
 スカ「ついさっきな」
 皿子「へー、あ、このマント可愛い〜〜〜。私もそのマントほしい〜〜〜貸してよ〜〜〜」
 スカ「これだけは駄目だ」
 皿子「なんでよー、ちょっとくらいいいじゃないの」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 全チャ:皿子「熊さんマークが可愛いね!」
 
 
 
 
 
 
 
 全チャ:スカ「 ラ イ オ ン だ ! 」
 全チャ:男A「 ラ イ オ ン だ ! 」
 全チャ:男B「 ラ イ オ ン だ ! 」
 全チャ:男C「 ラ イ オ ン だ ! 」
 全チャ:男D「 ラ イ オ ン だ ! 」
 全チャ:男E「 ラ イ オ ン だ ! 」
 
 ----- 店主の日記「光」より -----

***エピローグ [#t2707033]
 友よ、私は君の亡き友に、かつて問いかけた。
  「この長く深いトンネルの先に、君は一体何が見えるのか」と。
 友よ、君の亡き友は少し考え、静かに口を開いた。
  「闇が見える」と。
 
 友よ、私は君の亡き友の魂を引継ぎし若者に、かつて問いかけた。
  「この長く深いトンネルの先に、君は一体何が見えるのか」と。
 友よ、君の亡き友の魂を引継ぎし若者は少し考え、静かに口を開いた。
  「何かが見える・・・」と。
 
 友よ、私は君の亡き友の魂を引継ぎし若者に、もう一度問いかけた。
  「この長く深いトンネルの先に、君は一体何が見えるのか」と。
 友よ、君の亡き友の魂を引継ぎし若者は迷うことなく答えた。
  「着替え中の女の子が見える・・・」と。
  ・・・自信に満ち溢れた声で。

 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
  
 老人「眉間にシワなど寄せられて・・・如何なさいましたかな?」
 大男「うむ。たった今、親しき友より書簡が届いてな」
 老人「ほお、良い知らせですかな?」
 大男「いや・・・悪い知らせだ・・・かつての英雄が・・・
    いや・・・親友が一人幼女に手を出し送還された」
 老人「なんとも寂しい限りですな・・・」
 大男「だが・・・良い知らせも書いてある。そうだ・・・良い知らせだ・・・その幼女が身篭ったそうだ・・・」
 老人「なんともおめでたい話で・・・んなわけあるか〜」
 大男「ちょっとした冗談じゃよ・・・w」
 

 娘 「おとーさーん!まだ食べちゃだめなの??おなかすいたーーー!」
 父親「すまぬ。もう少し待ってておくれ」
 老人「はっはっはっ。落ち着きなされ。
    テーブルからご馳走は逃げたりしませんぞ(笑)」
 娘 「うーっ。がまんできないよぉ・・・
    10数えるうちにいただきまーすしないと、
    おとーさんのしっぽをかぷっしちゃうからっ!」
 娘 「いーち、にーぃ、さーん、・・・」
 父親「大臣よ!これは一大事だ!急いで食事の席に戻らねば!(笑)」
 老人「さすがの国王も姫君には御手上げですな。はっはっはっ(水戸黄門調)」

***編集後記 [#xc406c47]
上記SS集は、何れも作者である私がその時々に感じた思いをSSとして綴っています。人によっては誤解を招きかねない表現があるかも知れませんので、その時々の王国の様、そして伝えたかったメッセージを書きます。

◆第1章「愚痴る暇があるなら行動を」&br;
かつてネツァワルは常時勝率57%を保持していました。&br;
ところがある時期を境に勝率が54%まで一気に急降下。職バランスの変化という問題もありましたが、同様に移住者や初心者の急激な増加による国の弱体化も叫ばれていまいた。&br;
2chのスレでは、現在の国の有様に対しての愚痴がほぼ毎日のように投稿されていました。&br;

◆第2章「遺産の継承」&br;
ネツァワルへ移籍されて来た方々、あるいは初心者の方々の戦術理解度が問題視された時期です。&br;
エルソード相手にドランゴラで苦戦しだしたのもこの頃です。&br;

◆第3章「来る者は拒まず。去る者は引き止めず。」&br;
サービス開始以来プレイしていた方の引退が目立つと共に、ネツァワルから他国へ移住する人も増えだした時期です。&br;
ネツァワルが昔から苦手としていた召喚がクローズアップされた時期でもあります。&br;

*コメント [#p2fdfea0]
- ひとまず編集完了です。誤記訂正のみならず改編等も御自由にどうぞ。 --  &new{2006-06-12 (月) 21:58:21};
- 誤記訂正はいいとして・・・改変自由なんですか!-- [[なんとなく管理人さん]] &new{2006-06-12 (月) 22:22:13};
- といいつつ一話追加・・・ --  &new{2006-06-13 (火) 00:20:28};
- 個人的にはディープキスとか↓のオベ乱立とか前の方が好きだったのになぁw --  &new{2006-06-14 (水) 01:32:43};
- ええはなしや --  &new{2006-07-23 (日) 17:57:31};

#comment
----
&size(9){Copyright (C) 2005, 2006 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.};

トップ   編集 差分 バックアップ 添付 複製 名前変更 リロード   新規 一覧 単語検索 最終更新   ヘルプ   最終更新のRSS